bg.jpg

観光地「児島」は現在発展中! ジーンズストリート、ジーンズヴィレッジ、交通手段のことなど。

公開日: ジーンズ旅行記 

j130329-kojima07.JPG

ジーンズストリートなど、観光地としての「児島」のことを知りたくて、児島商工会議所を訪問したり、色んなショップの店員さんと雑談したりしていろいろお話を聞いてきました。

以下、あちこちで伺ったお話と自分で見て感じたことをもとに、観光地「児島」がどんなところかわたしなりにまとめました。

岡山県倉敷市の「児島(こじま)」ってどんな町?

j130329-kojima08.JPG

もともと児島は、繊維関連のメーカーが集積した繊維産業の町。

1960年代、児島で初めてジーンズが作られたことによって「国産ジーンズ発祥の地」となり、その後、デニム生地やジーンズの生産が盛んになるにつれて、その質の良さから「ジーンズの聖地」と呼ばれるようになります。

そして、だんだんジーンズファンが訪れるようになるんですが、児島は「生産地」であって「販売店が集まる場所」ではナイので、ジーンズを買えるところなどがあまりなく期待はずれだとかいわれたりしていました。

そういう状況を打開するため、また、古い商店街と地域全体の活性化のため、近年、商工会議所などを中心に、ジーンズファンが観光しやすい街づくりへの取り組みが進んでいます。

ジーンズストリートは、今まさに進化しているショッピング街

j130329-kojima01.jpg

児島ジーンズストリートとは、味野(あじの)にある、ジーンズ屋さんと雑貨屋さんが集まる通りのこと。

そこは、もともと地元の商店街として栄えていた場所。ほかの町と同じように、郊外に大型店が進出するにつれて寂れていき、シャッター街になり・・・。

「ジーンズストリート」になった今でも、じゅうぶん「シャッター通り」でした。出店したいショップは待ちが出るほどあるそうなんですが、いろいろ難しいらしく。

なので、観光に行く人は、期待しすぎないよう要注意です。まだ、華やかなショッピング街といえる感じではありません。

でも!

ショップ数は増えてきているので、ジーンズや雑貨が好きなら、点在するショップを見てまわるだけで楽しいですよ。通りにも、楽しめる工夫がちりばめてあって好き♪

近く出店が決まっているショップもあるそうで、ジーンズストリートは今まさに「進化中」。変化が楽しみなショッピング街です。

※ 注意点をもう1つ: 定休日多めのショップもあるので、目当てのお店があるときは営業日・営業時間を事前にチェックしましょう。

児島ジーンズストリート(公式サイト)

j130329-kojima03.JPG

j130329-kojima02.jpg

j130329-kojima04.JPG

ジーンズヴィレッジは、児島の繊維産業を垣間見られるエリア

j130329-kojima05.JPG

ジーンズヴィレッジとは、下の町(しものちょう)にある、以下の3つの施設の総称。

●ジーンズ・ミュージアム(児島下の町5丁目)
 ジーンズメーカーのベティスミス運営。見学無料。
●学生服資料館(児島下の町5丁目)
 日本被服運営。見学無料。
●高城染工(たかしろせんこう、児島下の町7丁目)
 藍染体験ができる(有料、要予約)。藍染ショップ併設。

「ヴィレッジ」とはいってもテーマパーク的なものではなく、ふつうにローカルな町の中に3つの施設が点在しています。3施設が比較的近所なので、まとめてエリアの名前をつけましょうということで「ジーンズヴィレッジ」と呼ばれています。

余談ですが、

今回、下の町でもう1軒、「リョウザンミシン」というミシン屋さんにも見学に行きました。ジーンズの国産化に寄与したというリョウザンミシンにはたくさんのミシンのコレクションがあり、無料で見学できます。ここもヴィレッジに入るといいのになーと思いました。

●リョウザンミシン(児島下の町9丁目)
 ミシンの展示。見学無料。

児島エリア内の移動手段のこと。

j130329-kojima06.JPG

今回わたしはけっこう徒歩で動き回りましたが、さすがに、ジーンズヴィレッジ(下の町)は遠いですね。初日に児島駅から歩いてみたんですが、1時間弱かかりました(汗

というわけで、以下、「徒歩」と「車」以外の手段を書き出しておきます。車があれば不自由ないですが、車がない場合などの参考に。

● バス
バスで移動するなら、「ジーンズバス」か「ふれあい号」。ジーンズバスは運行日が限られているので(2013年3月現在、金土日祝のみ運行)、ジーンズバスが走ってない日は、児島循環線(ふれあい号)で。この2路線は、料金一律160円(小人半額)。1日乗車券(500円)もあります。

※ ジーンズバスについて詳しくは ⇒ 下電バスの児島営業所で「児島ジーンズバス」を見せてもらった♪

● タクシー
ジーンズヴィレッジ内のジーンズミュージアムからジーンズストリートまでタクシーに乗ったときの料金は、1,010円でした。

ちなみに、曙タクシーには「ジーンズタクシー」という、外装にデニムのデザインがプリントされたタクシーがあります。 詳しくは ⇒ 岡山児島でジーンズタクシーに出会う(乗車する)ための2つのコツ。

● レンタサイクル
駅前の「児島産業振興センター」というところで、自転車を借りることができます。 1回 500円(火曜日休館、祝祭日の場合は翌日休み)。

児島産業振興センターは、児島駅の内陸側出口を出て(バス・タクシー用のロータリーがあって、左手にヤマダ電機が見える方)、まっすぐ前に進んで横断歩道を渡った先(左側)にある2階建てのシンプルな建物です。

タイプ別おすすめジーンズ


スポンサード・リンク

関連記事

桃太郎ジーンズ取扱店訪問記(鹿児島県鹿児島市): 鹿児島唯一の取扱店「KOUBE鹿児島」行ってきました♪

【2015年10月追記】 店長さんとお話ししたいなぁと思って、定休日いつだっけとサイト見に行ったら

記事を読む

桃太郎ジーンズ見学レポート(4)ジーンズストリート中ほどにある藍布屋の縫製工場

今日は、縫製工場のレポート。通常は関係者以外立入禁止なのですが、今回のブロガー向け見学ツアーの

記事を読む

桃太郎ジーンズ取扱店訪問記(熊本県熊本市東区): 移転オープンしたばかりのハービーズに行ってきたよ♪

先日の熊本旅行にて、 熊本市東区の「健軍(けんぐん)」にあるハービーズにもお邪魔してきました!

記事を読む

アンテロープの店主さんにキレイなヒゲの作り方を教わってきたよ♪

7月初旬、母にプレゼントするお財布を注文しに、母と一緒にアンテロープに行ってきました。 その

記事を読む

アンテロープ×桃太郎ジーンズのコラボモデル「迎撃」がかっこよすぎる! 詳細&色落ち写真など。

福岡市内の桃太郎ジーンズ取扱店「アンテロープ」(アメカジのセレクトショップ)に、桃太郎ジーンズ

記事を読む

サイト内検索

  • こっとんこっとん といいます。

    桃太郎ジーンズとの出会いをきっかけに国産ジーンズや岡山児島に興味をもち、児島に旅行にいったり、ジーンズに関する本を読んだりしているジーンズファンです。

    2013年、ジーンズソムリエという資格試験制度が創設されることを知り、猛勉強して資格取得しました。

PAGE TOP ↑