天然藍の手染め体験をしてきたよー♪ ~ 藍布屋の藍染め工房「藍畑」
公開日: ジーンズ旅行記
桃太郎ジーンズのメーカー「藍布屋」の藍染工房では、藍染めの体験をすることができます(有料)。
せっかく児島に行くので藍染めやってみたい!ってことで、1月の旅行予定にあわせて事前に申込み。(去年訪問した際は、工房が移転したばかりで体験できなかったんです。)
岡山にお住まいのブログ友達、たからにゃさんをお誘いして2人で行ってきました♪ たからにゃさんのブログはこちら ⇒ 桃太郎ジーンズ特集ブログ
たからにゃさんと交代で体験させてもらって、お互いに写真撮りまくり!
さまざまな柄や模様に染めることができるんですが、わたしもたからにゃさんも実用性を考えてグラデーションにすることに。自分が着たいデザインにしてふだん使いしたいので♪
完成したのが下の写真。左がわたし(斜めのグラデーション)、右がたからにゃさん(よこ方向のグラデーション)です。
超よくできたよー o(≧▽≦)o 嬉しい!!
(職人さんがつきっきりで手伝ってくれたからなんですけどね。)
「体験」なので、職人さんから説明をうけたあと、自分でデザインを決め、思った模様になるように自分でセッティングします。
そのあと、大人数だったらおそらく染めもそれぞれ自分でやることになるんだと思いますが、今回は2人だったのと(同時じゃなく)順番に染めることにしたため、職人さん1人占め状態でつきっきりで指導してもらいながら作業もずっと一緒にやってもらえました。
そんなわけで、ムラのないキレイなグラデーションが完成♪
▼色の差がよく出ています。
本藍染めの製品は、太陽光や部屋の電灯にあたりつづけると「黄変(黄色っぽく変色)」してしまうので、置きっぱなしとかにしないように気をつけつつ、愛用しています。
さて、
藍畑の概要や体験の申し込み方法、体験の流れなどについても以下にまとめておきます。
藍畑(あいばたけ)とは?
藍畑は、桃太郎ジーンズのメーカーである「藍布屋(らんぷや)」の藍染め工房。
藍布屋の藍染め製品を作るのに実際に使われている工房です。
場所は、桃太郎ジーンズ児島味野本店の近く。ダニアジャパンの角を曲がってすぐのところにあります。
駐車場は、ジーンズストリート専用駐車場を使ってくださいとのことでした。たからにゃさんのこちらの記事が詳しいです。⇒ 児島藍畑で藍染体験その1:アクセスと駐車場、ついでにジーンズバス!
藍染め体験の申し込み
藍布屋の公式サイト↓で申し込むことができます。
>> 藍染め体験申込み
体験は有料で、藍染めする素材(バンダナ、ストール、Tシャツ)によって料金が異なります。1500~5000円くらい。
藍染めした商品はもらって帰れます。本藍染めの製品ってふつうに買ったらそこそこのお値段なので、この料金はお得だと思いました。
体験に要する時間は、ぜんぶで約1時間。
わたしたちの体験時間もちょうど1時間くらいでした。デザイン決めは2人とも即決。そのあと、交代に染めたので染めの時間はふつうの2倍ほどかかっているかと思われます。
職人さんによると、デザイン決めに30分かかる人も少なくないので染めの時間がさほどなくてもだいたい全体で1時間くらいにはなるんだそう。
体験を申し込める人数は、1人~30人くらいまでOKだそうです。
あと、
申込むときにわたしが戸惑ったのが、申込みページの「何を染めるか」についての記入欄。
ストールが3,150円~5,250円まで3種類あるんですが、値段が違うことしかわからないので(写真等がない)、どれを選ぶか決められず。問い合わせてみたところ、とりあえず「仮」で適当なものを選んでおいて問題ないとのことでした。
価格の違いは、素材やストールの大きさによるもの。ときによって置いてる素材の種類も微妙に違ったりするので、当日、その場で素材を見てから選びなおしていいそうです(申込み時からの変更が可能)。
藍染め体験当日の流れ
当日の服装
体験中に藍の液が散ることがあるので汚れてもいい(または黒・濃紺等の)服と靴で来てくださいとのことでした。
藍染体験の手順
【1】藍染めのやり方と模様の作り方について、職人さんから説明があります。
製作事例を見ながら、どうやればそれぞれの模様ができるのかについて説明を受けます。
▼模様作りに使用する道具たち。
たとえば、この装置を使うと、板で挟んでいる部分が染まらずに白い色のまま残ります(板じめ)。
繰り返しの柄(反復模様)にする場合は、布を折りたたんでから「板じめ」します。
そのとき、内側にもできるだけ藍液や空気が入りやすいようにした方がいいので、ふつうにたたむのではなく、山・谷・山・谷と折ります。
【2】素材とデザインを決め、希望のデザインにするためのセッティングをします。
▼素材選び
わたしはナナメにグラデーションを入れたかったので、まずは、一方向にたぐりよせてからナナメにずらしました。
【3】実際に染めていきます。
まずは、色を濃くしたいところから藍液に漬け、中でよく揉みます。重なっていると内側の部分が染まらないので、揉みながら広げて全体が染まるようにします。
液から上げて絞って空気にさらします。広げながら内側までしっかり空気に触れるようにします。
これを繰り返して濃く染めていきます。色を薄くしたい部分は、繰り返しの最後の方で少し漬けるだけでOK。
グラデーションの場合:
布を握って、まずは下の方だけ藍液につけて、上げて空気に触れさせて、、この繰り返しを、最初は濃くしたい下の方から(下の方だけつけて上げて空気に触れさせる)、だんだん深くまでつけるようにしていきます。
藍液から上げた瞬間は、緑色。空気に触れて酸化が進むにつれ、キレイな青になっていきます。
さいごは絞って洗います。
藍染めしたものの管理とお手入れ方法
帰宅後、日光や照明があたらない「暗い場所」で一晩干したら(→色が定着)、完成。
洗濯はふつうにして大丈夫だそう。色が定着したら、他のものと一緒に洗っても色移りはほぼしないとのことでした。意外!
注意すべきは、「黄変(おうへん)」。
本藍には、光にさらされると黄色く変色していくという性質があるそう。日光だけでなく部屋の照明でも黄変は進むそうなので、畳んで置いておいたりしないよう要注意です(光に当たっている表面だけ変色してしまう)。
洗濯して干すときは陰干し、保存するときは透けない袋に入れるようにするといいそうです。
+++
藍染め体験、楽しかったし、勉強になりました。ストールも愛用しています♪
タイプ別おすすめジーンズ
太すぎず細すぎず、ほどよいフィット感で着たい人に
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Comment
楽しそうですね^^
> がんちゃんさん
楽しかったですよー♪
がんちゃんさんも次児島に行かれる際はぜひ!