ジーンズソムリエ資格認定試験、受験します。公式テキストの感想など。

―追記―――――

ジーンズソムリエ試験、合格しました！
＞＞ 合格報告記事はこちら。

試験勉強・出題された問題等については下記ブログにまとめました。
＞＞ ジーンズソムリエへの道～勉強と対策（ジーンズソムリエことのデニムらぶログ）

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岡山県アパレル工業組合と倉敷ファッションセンター株式会社の主催で、ジーンズについての資格試験が今年新たに創設されました。

ジーンズソムリエ資格認定試験（公式サイト）
日本初、ジーンズに関する資格認定制度「ジーンズソムリエ」創設（マイナビ）

申し込むと、ジーンズの製造工程・構造等がまとめられたオリジナルのテキストが届き、11月中旬、試験を受けることができます。テキストだけの購入も可能です。試験会場は、東京、大阪、岡山の3ヶ所なのですが、2013年9月30日現在、東京と大阪は定員到達で締め切られています。

ジーンズのディテールや歴史については本などで勉強してきましたが、構造や製造方法についても体系的に学べたらなと思っていたので、とてもいい機会だと思い、申し込みました。

試験があった方が集中して勉強できるので、テキスト購入だけじゃなくて受験もすることに。テキストが届いたのが9月下旬なので、勉強期間が短いのがやや不安ではありますが、チャレンジしてきます！

テキストの内容構成（書誌と目次）

▼テキストの表紙（左）と裏表紙（右）

【書誌】
『ジーンズソムリエ資格認定試験公式テキスト』
岡山県アパレル工業組合・倉敷ファッションセンター株式会社発行、2013年9月。A4サイズ、全130ページ。

【目次】
第1章　ジーンズとは
第2章　ジーンズの素材・副資材
第3章　ジーンズの構造と縫製・製品
第4章　ジーンズの洗い加工
第5章　ジーンズの小売と製品取扱い

テキストについての感想

目次からもわかるように、原材料である綿の話から販売されるまでの全工程が体系的にまとめられています。

わたしは繊維や被服に関する知識がまったくないので、わからない用語などは調べながら読み進めていますが、重要な部分の解説が丁寧だったり、図表・写真が多かったりと、独学しやすいようにわかりやすく工夫されている印象です。

専門用語だらけで見慣れない言葉が多いので、ふりがながたくさんふってある点もありがたい。

●要望

1つ不満を言うならば、校正をプロにやってもらってほしいです。

ところどころさりげなく日本語がおかしいところがあって、ニュアンスで読み取れるところはいいんですが、基礎知識がないため意味が取れない部分もあったりしてヒー（泣）と思いながら、追加でだいぶ色々調べています。

文章がおかしいところが間々あることによって、意味が取れない部分の調べものが発生するだけでなく、見慣れない表現があったときに繊維業界特有の言葉使いなのか間違いなのか、この表現を素直に覚えていいのか迷ってしまって、なかなかスイスイ進めません (>_<) 同じ言葉を漢字で書いてあったりひらがなで書いてあったり、微妙に違う漢字で書いてあったりと統一されてない点も少し気になります。 ●テキストの難易度 難易度は、元々どの程度の知識があるかによって全く違ってくると思うのですが、私の場合、繊維・被服関連の知識がほぼないため、覚えることがかなり多く、また今年は第1回で勉強期間が実質2ヶ月弱しかないので難易度はかなり高いと感じています。 ジーンズ・デニムに関するお仕事をされている方や、繊維・被服関連の勉強をされたことがある方は、そのぶん新たに覚える内容が少なくなるので、私が感じるほど難しくないと思います。 個人的には、 紡績と染色工程については、製品の状態から遠すぎるからか、読んでも調べてもピンとこないところが多く特に難しいなと感じています。 ＋＋＋ 決戦まであと1ヶ月ちょっと。 ガリ勉してチャレンジしてきます！