下電バスの児島営業所で「児島ジーンズバス」を見せてもらった♪
公開日: ジーンズ旅行記
児島に行くならジーンズバスはぜったい見たい!と思っていて(キッカケはたしかRittyさんの記事)、ふつうに乗車するとゆっくり写真撮る余裕がないかもしれないので、運行してない日に営業所(車庫)で見学させてもらえないだろうか・・・と思い、問い合わせてみたところナントOKをいただきました!
ということで、たっぷり写真撮ってきたよー。
そしてそして、所長さんじきじきにジーンズバスに関するお話をたくさん聞かせてくださいました。所長さん、児島営業所のみなさま、ありがとうございました!
もくじ
児島ジーンズバスとは?
ジーンズバスとは、
下津井電鉄(下電バス)が運行しているジーンズ・デザインの路線バス。金土日祝のみ、児島の観光名所を巡っています。
もともと、ジーンズがデザインされているのは外装のみで内装は通常のバスと同じだったんですが、2010年夏、車内の装飾もデニム一色にリニューアルされました。
ジーンズバスの歴史とプチエピソード
【ジーンズバスの歴史】
2006年3月4日 試験運行開始
2006年4月1日 本運行開始
2010年夏ごろ 内装の全面リニューアル(通常の内装→デニムの装飾)
2012年秋ごろ ジーンズバーディーくん乗車
ジーンズバスができたキッカケ
ジーンズバスは、もともと「DISCOVER WEST」キャンペーンの一環として、JR西日本と倉敷市が共同で企画したものなんだそう。
当時の倉敷市長さんが児島の出身で、2005年の愛知万博のころから「国産ジーンズ発祥の地」である児島のPRに力を入れており、そういった流れの中で、ジーンズバスも企画に至ったようです。
デニムの内装を実現した地元の技術力
ジーンズバスは、運行開始当初、外装にジーンズのデザインが施されたシンプルな路線バスでした。
内装のデザインも検討されたそうですが、座面をデニムで覆うと座った人の服に色移りしてしまうという問題をクリアできず、実現に至らなかったそう。
これを解決したのが、地元のデニム加工屋さんの技術。
デニム加工専門の「美東(びとう)」という会社が、デニム生地を色移りしないように加工できるということで、ジーンズバス座席用のデニム生地の加工をボランティアで引き受けてくれたんだそうです。スゴイ!
いちばん後ろの座席の龍のデザインは一点ものなんですって。
ちなみに、ジーンズストリートには、美東さん直営の「ジーンズー」というデニム雑貨屋さんがありますよ♪
ジーンズバーディーくんのオハナシ
バーディーくんは、1988年に誕生した下津井電鉄のマスコットキャラクター。下電の駅もあった地元の名所「鷲羽山(わしゅうざん)」に因んで「ワシ」なんだそう。
下電バスのバス停には、路線によって、シンプルなものとバーディーくんデザインのがあります。
▼リョウザンミシンの近くの2つのバス停(右がバーディーくん)
そのバーディーくん、ジーンズバスでは、最前列に乗車しています。
運転手さんのジーンズ・ユニフォームの話
児島・下津井エリア内を走っている下電バスの運転手さんは、基本的に、ジーンズの制服を着ています。
ジーンズユニフォームの製作にあたっては、地元の短大のデザイン科でデザインを募集。集まった70数点の中から審査で1つを選び、実際にそのデザインにもとづいてユニフォームを作ったんだそうです。
▼運転手さん、にこやかに撮影に応じてくださいました♪
ジーンズバスの外装&内装写真
特定のメーカーだけを応援することにならないよう、バス背面のジーンズのお尻のプリントは、ポケットのデザインなし。革パッチもJR西日本のキャンペーン名にしてあります。
▼カーテンのデニムは防炎加工してあるため、触り心地ゴワゴワ。
▼小さいジーンズがいっぱい♪
▼パンフレット入れもデニム。
▼天井にもジーンズがいっぱい。
▼つり革。クシャっと感もいい感じ。
▼ジーンズの製造・加工工程の解説。
▼地元のジーンズメーカーの革パッチのコレクション。
タイプ別おすすめジーンズ
太すぎず細すぎず、ほどよいフィット感で着たい人に
ぴたっと細身を着たい人に
ダボっと着たい人に
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