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桃太郎ジーンズのカラー、シルエット(形)、革パッチの違いを比較してみた。

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桃太郎ジーンズには、出陣、銅丹、ビンテージという3つのレーベルがあり、さらに、それぞれのレーベルにカラーやシルエット(形)によって複数のモデルがあります。

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たとえば、主なカラーだけでも、特濃 / クラシックインディゴ / オールドブルー / ジャパンブルーと4種類あって、「特濃」は特徴的ですが、他の青色の違いがややわかりにくい。

桃太郎ジーンズがほしいと思っても、たくさんのモデルの中から選ぶにはそれぞれ違いがわからないと難しいなーと思ったので、先日の見学の際に、いろいろ並べて写真を撮ってきました(特別に撮影許可をもらっています)。

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【追記】 レーベルの違いや選び方について、まとめ直しました↓
ネット通販で桃太郎ジーンズを買うときの「選び方」まとめ & 買ってからのやることリスト(わがやの場合)
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カラー比較: 紺というかほとんど黒に近い「特濃」と、3つのブルー

同じ色に染めても糸の太さ、織りや加工によって微妙に違って見えるし、撮影した場所の照明や、見ているモニターによっても見え方が違ってくるので、参考程度ということで。

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左から、【1】特濃、【2】クラシックインディゴ(銅丹)、【3】オールドブルー(出陣)、【4】オールドブルー(レディス出陣)、【5】ジャパンブルー(レディス銅丹)。

公式ショップの商品詳細ページの情報をもとに、それぞれの色の特徴をざっくりまとめなおすと以下のとおり。

●特濃インディゴ
インディゴのみで世界一濃く染めた糸で織り上げた濃紺のデニム生地。濃く染めるといっても芯の白さは保っているので、穿きこむと濃淡のメリハリが特に強く出る。

●オールドブルー(出陣)、クラシックインディゴ(銅丹)
純国産ジーンズが生産されはじめた当時のデニムを再現した色。穿きこむと、ブルージーンズらしいキレイなブルーに変化。

オールドブルーとクラシックインディゴは同じコンセプトのカラーですが、生地の織り方やオンスの違いによって見え方が多少異なります。写真ではさほど差がないように見えるかもしれませんが、肉眼で見るとそこそこ違う印象。クラシックインディゴの方が青々した感じです。

●ジャパンブルー
藍染めの布が経年変化していったときの(黄変して現れる)「青」を、藍染めではなくインディゴの染めで表現した色。藍布屋のオリジナルカラーで、穿きこむと緑がかったブルーに変化していく。

ジャパンブルーが緑っぽい青なのは藍染めの「黄変(おうへん)」をイメージしているからなんですねぇ。

▼改めて特濃とオールドブルーを比較。やっぱり特濃こいー!

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キッズジーンズはどんな感じかなぁと、これも並べてみました。

▼上の左がキッズの出陣、上の右がキッズの銅丹。

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オールドブルーを置き忘れてますが(汗)、キッズの出陣はオールドブルー・クラシックインディゴよりやや濃い青、キッズの銅丹はクラシックインディゴとジャパンブルーの間くらいの色です。

シルエット比較: ジーンズの形(裾への広がり方と幅)について

桃太郎ジーンズでは、好みにあわせて形(シルエット)を選べるよう、レーベルごとに複数のモデルが準備されています。

各モデルの名前にはシルエットについての情報も入ってるんですが、見慣れない人にはわかりにくいかもしれないのでざっくり解説。

まず、商品名に入っているシルエットを表す用語は、大きく2種類にわけられます。

【1】裾(すそ)に向かって、まっすぐか/広がっているか/狭まっているかという「形」に関する用語

【2】幅の広さ(脚部のゆとり、太さ・細さ)に関する用語

裾への広がり方

○まっすぐ(ストレート)
○裾に向かって広くなる(ブーツカット、ベルカット)
○裾に向かって細くなる(テーパード)

以下の写真は、裾を折り上げて、裾の幅とひざ辺りの太さを比べたもの。左がベルカット、右がテーパード。ベルカット(左)の裾はかなり広く、テーパード(右)の裾はやや細いのがわかると思います。

▼0505SP(ベルカット)と、G004-MB(テーパード)

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幅の広さ(脚部のゆとり、太さ・細さ)

ここでいう幅の広さは、ジーンズのレッグ(脚)部分の太さのこと。

「サイズ」は基本的にウエストにあわせて選ぶわけですが、お尻と脚の部分がぴったりフィットする感じがいいか、ゆったり余裕があるのがいいか、ほどほどの太さにするかといったことを「シルエット」で選ぶことができます。

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上の写真は、同じ「29」サイズの太さ違いの2つのモデル。【左】は最も太いクラシックストレートのモデル(0905SP)、【右】はタイトストレートという細いモデル(0705SP)。太さ・ゆとりがかなり違うのがわかります。

シルエットの名称を「太い順」に並べると、

クラシック > クラシックミドル > スリム > タイト

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店舗に詳しい表があったので、以下に書き出してみました。各モデルの品番を「太い順番」に並べたものです。

G019-MB, G019-MZ, 0905SP, 0903SP(クラシックストレート)
G003-MB, G003-MZ(クラシックストレート)
1005SP, 1101SP(クラシックミドルストレート)
0901(クラシックストレート)
G004-MB, G004-MZ, G014-MB, G014-MZ(スリムテーパード)
0805SP, 0803SP(スリムストレート)
0201, 0205SP(スリムストレート)
G007-MB, G007-MZ(タイトストレート)
0705SP, G017-MB, G017-MZ(タイトストレート)
0701(タイトストレート)

シルエットの名前が同じでもレーベルやモデルによって太さが違ってたりするんですねぇ。ちなみに、SPがつくのは出陣、Gではじまるのは銅丹、4ケタの数字のみのはヴィンテージモデルです。

革パッチ比較: 革パッチはレーベルごとに違うよ

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左から、【1】還暦ジーンズ(牛革)、【2】銅丹(牛革、サドルレザー)、【3】レディス銅丹(ヤギ革)、【4】ヴィンテージ・出陣メンズ・出陣レディス共通(羊革 箔押し)のパッチです。

出陣レーベルの革パッチは箔押し(はくおし)してるからか、表面がテカテカしてます。(箔押しとは、転写シートに熱を加えて凸版で接着する加工方法のことだそう。)

▼還暦ジーンズと、メンズ銅丹レーベルの革パッチ(どちらも牛革)

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革パッチは、メンズ銅丹のが特にかっこいいなー。

タイプ別おすすめジーンズ


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  • こっとんこっとん といいます。

    桃太郎ジーンズとの出会いをきっかけに国産ジーンズや岡山児島に興味をもち、児島に旅行にいったり、ジーンズに関する本を読んだりしているジーンズファンです。

    2013年、ジーンズソムリエという資格試験制度が創設されることを知り、猛勉強して資格取得しました。

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